一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

unityでゲーム制作

今日は1日家にいてunityでゲーム制作をしていた。unity自体は高校の時にインストールして、少しいじってみるぐらいはしていたのだが、ゲームを作るなどという段階にまでは至っていなかった。久しぶりにunity Hubを開いてみる。なんだか懐かしい。ここでふと、バージョンアップとかはしなくて良いのかなと気になり始めた。すかさずネット検索。どうやら今入ってるのはかなり昔のやつだったみたいだ。種類なども色々と調べながら、なんとかそれっぽいのを見つけ出し、ダウンロード。開いてみる。と、ファイルの検証が始まったのだが、途中で止まってしまい、「ファイルの安全性をAppleでは確認できませんでした。」との文字が。どうやら開けないらしい。バージョンが新すぎたのかと思い、その一つ前のバージョンをダウンロードしてみたが、それも同じ結果に。

再びネットで調べてみると、どうやらアップルのOSが新しくなった時に、ファイルの作成者が確認できないものは開けない仕様になったらしく、unityの配信元の信頼設定もまだなされていないのでバージョンに関わらず弾かれてしまうそうだ。弾かれても設定のセキュリティのところから続行できるようなので、3度目の正直、ようやく開くことができた。

さあさあこれでできるようになったぞと思い、unity本体を起動してみたら、アップデートが必要との通知が出てきた。あれ? Download new versionのボタンを押したらさっきまで開いていたサイトが出てきた。確かにダウンロードしたはずなんだけどなあ。

unity内にバージョン管理のところがあったので調べてみると、どうやらインストールは手動でやらないといけないらしい。大変だなこりゃ。たくさんあるモジュールの中から必要なものを選ぶ必要があるというのも知らなかった。MacWindowsとwebなんたらに対応したものを選び、あと日本語化のやつもあったので追加してインストール。

やっと設定が終わった。ようやくだ。情報系の分野ではこの「環境構築」も大変なステップなんだなと実感する。

まずは2Dのよくあるシューティングゲームを作ってみようと思う。何事もトライアンドエラーだ。メインキャラの画像が必要とのことだったので、銃を持った人の画像をいらすとやで探した。意外と真横を向いたやつがないな。最終的に車椅子に乗って銃を構えたパラリンピックの射撃のイラストを選んだ。これなら移動時に足とか動かさなくても不自然じゃない。我ながら良いチョイスだ。

床も用意し、当たり判定をつけて実行してみる。

実行画面

ゆっくりとキャラが床を突き抜け奈落へ落ちていった。設定が甘かったようだ。

その後はキャラがジャンプと横移動するスクリプトをネットと家にあった本を見ながら作成した。動くには動いたのだが、壁に突っ込んでいくとキャラが激しく振動してしまう。非常にカッコ悪いしなんとかしたい。解決策が思いつかないし、ネット検索の結果も芳しくないのでKMCのslackで質問を投げてみることにした。

初質問だ。ドキドキの瞬間。すぐにいくつかの返信が。どうやらスクリプトで位置を変更させるという書き方をしていたのが良くなかったようだ。スクリプトで壁にめり込む向きに座標を変えられ、その後物理演算で壁に跳ね返されるというのを高速で繰り返した結果のガクつきだった。スクリプトでのキャラの動かし方を、「キャラに力を加える」という書き方にすると見事におさまった。KMCの先輩方がありがたすぎる。

その後も試行錯誤は続く。重力の強さや空気抵抗の大きさをいじって思うような挙動を実現させようとするもなかなかしっくりこない。あと何だかキャラが床に引っかかって動かなくなる時がある。

再びネット検索。床を正方形のブロックをピッタリ並ばせる方法で作っていたのだが、キャラの当たり判定の角がそのブロック一つ一つの角に引っかかるのがどうやら原因のようだ。そんなことあるのか。

今日はここまでで終了となった。結構時間がかかるな。慣れていないというのもあるが、一つ一つの動作がやってみるまでどうなるか分からず、やってみても大体どこかおかしくなるというのは大変だ。だからこそキャラが思った動きをした時は一種の感動がある。ゲーム制作楽しいではないか!

散髪

今日は午前中に散髪に行った。前回行ったのが、高校の卒業式前の2月末とかだからかれこれ2ヶ月ぶりとかか。前回は散髪屋の人と入試が終わったという話だけしていて、その後あった3月初めの合格発表のことは言っていないので向こうは当然結果を知らないわけだ。変に気を使わせても悪いので、最初に「大学に合格しまして…」とは言っておいた。その後は通学方法とかの話になったが、どこの大学かなどと踏み込んだことは聞いてこない。それなりに「鴨川沿いを北に———」などと推測できる内容を言ってみたりしたのだがあまりピンと来ていないみたいだ。お互いが気を使いあう時間。

最後の仕上げのところになって、僕の担当とは別の、その散髪屋の主人のようなおじさんがのそりと現れ、「どこの大学に行ってはりますのん?」と唐突なダイレクトシュート。「京都大学の方に…。」と僕。「なんやそうでしたかー!」「長いことうちに来てはらへんかったからどないしはったんやろって心配してたんですわー!」どうやら一番結果を知りたかったのはこのおじさんだったようだ。気遣いの時間が終わるとともに仕上げも終了した。今までとは髪型を変えてみようと思い、中学時代の校則で唯一禁止されていた髪型であったことが原因で抵抗を感じていた「ツーブロック」にしてみた。今考えるとなぜ禁止だったのかよく分からん。というか中学のツーブロックの定義が「髪の毛が重力に逆らっていること」だったのが謎すぎる。これ絶対ツーブロックの定義じゃないだろ。

仕上がりとしてはかなり、というか非常に良く、なんとかこの髪を明日以降も再現したいがここまでの数年間で僕に技術力がないことは判明しているので半分は諦めている。頭を一旦胴体から外して手元で髪を整えられる世界だったらきっとうまくできるのになあ。

店を出る時に、「今日はウチで祝い酒を飲みますわ!」と肩を叩いてくれた。全くもって調子のいいおじさんである。僕は嫌いじゃないな。

KMC情報学科縦コン

今日はKMC主催の情報学科縦コンに参加した。要するに、KMC内の情報学科の先輩方が同学科の新入生にいろんな有益な情報を提供してくれるという会だ。大学から少し離れた貸し会議室で行われた。

まずは自己紹介から。参加した新1、2回生は5人で先輩方は6人だった。先輩方はもちろん新入生も何かと特徴のある人たちばかりでみんな優秀そうだ。

その後は先輩から各授業ごとのアドバイスがあった。僕が今苦しめられている微分積分学はやはりとても難しいらしく、授業の内容とかがある程度理解できていたらテストは乗り切れるので適度に諦めるのが良いようだ。それを聞いて安心していたら授業の内容すら全く分からなくなりそうなので、少し気を引き締めねば。

3回生になると実験が忙しくなってしまうので、2回生のうちに一部を先取りしておくというテクニックもあるらしい。こういう情報は先輩からじゃないと仕入れられないのでありがたい。

一通り授業の話が終わると、アルバイトやインターンの話になった。情報系のバイトはあまりネット上で求人をしていないらしく、コネで見つけるのが大半だそうだ。ネットの仕事でもネットで求人はしないというのはつくづく不思議な業界だなと思う。その点KMCはOBなどとの関わりがあり、そういったつながりは豊富みたいで心強い。大学での学びとバイトでの経験が相乗効果を生むというのはなかなか他の分野ではない強みだしな。お金ももらえるし。いきなり始める勇気はないので秋ぐらいからかなあとイメージしている。

おすすめのデバイスの話もあった。ノートPCに加えて、外部のディスプレイがあった方がいいらしい。どうしてもノートPCでは頭がうつむき気味になり首に負担がかかるのでそれを改善するのと、複数アプリを同時使用するのに便利なようだ。なんだか欲しくなってきた。父親が部屋の片付けをしたら外部ディスプレイを買ってあげるよと言っていたので、その気が変わらないうちに片付けをするとするか…。

今部屋は高2の弟と共有しているのだが、弟が特に散らかし魔なので部屋にはあらゆるものが散乱して汚部屋となってしまっている。まあ僕も高校時代の教科書類をまだ処分しておらず、散らかしている側の人間であるのは否めないのだが。しかし僕はやればできる男のはずだから、片付け始めたらなんとかはなるだろう。

明日明後日ぐらいまでには片付けを終えてディスプレイを授けてもらった報告ができるはずだ。多分。

ルネパフェ2 ベルギーとカッサータ、あとKMC

昨日、今日は大学の食堂の一つであるカフェテリア・ルネで開催されていた、「世界のぱふぇすてばる」に行ってきた。期間限定のパフェが提供されており、パフェを定期的に食べていきたいと思っている僕にとっては外せないイベントだ。「世界の」を名乗っているだけあり、パフェはそれぞれ国をイメージした作りとなっている。僕が食べたのはベルギー風の「チョコレートたっぷりパフェ」と「カッサータ風パフェ」。

チョコたっぷり(左)とカッサータ風(右)

僕がパフェを食べに行くのは、時間割の都合上、木曜か金曜の4限、つまり15時〜16時ぐらいのタイミングになる。その時間帯は食事をしに食堂に来る人は非常に少なく、パフェを食べに来る人もパラパラいる程度なのだが、このフェスティバルの期間はパフェに50mほどの列ができていてびっくりしたな。パフェの提供速度が食事系メニューに比べて遅いというのもあるだろうが、並び始めてから受け取るまでに40分もかかった。担当のおばちゃんはいつもより1人増えて2人体制だったが、やはり工程が多い分大変そうで、チョコの方は上に乗ってるチョコアイスが提供された時点でかなり溶けていて、席に運んだらチョコの小さな滝を形成することになってしまった。味は美味かったのでよしとする。レギュラーメニュー内のパフェに意外とチョコ系がないので新鮮な感じ。

カッサータ風の方は、チーズとフルーツで作られるシチリア地方の伝統菓子カッサータをイメージしているらしく、いつもより多種類のフルーツが使われていたのが印象的だった。黄桃とかも使うんだな。ただ、チーズが比較的しっかりとした硬さだったため、うまく混ぜながら食べることができず、最後に固まってしまったのは悔やまれる。

他には台湾をイメージした「タピオカミルクティーパフェ」もあったのだが、途中でこのパフェだけに使われるジョッキ型の容器が足りなくなってしまい、今食べている人の返却待ちとなっていたため、諦めざるを得なかった。残念。5限に授業がある身としていてはあまり悠長には待っていられないので。

 

夜は今日もKMCの新歓に参加した。今日はnext.jsを用いてtwitterのようなメッセージシステムを作ろうという会だった。が、活動の場となるシステム(KMC部員の方々が作成した)がうまく動かないという緊急事態に。対処する時間の間、他の部員の方々がKMCの公式webサイトの説明などをしてくれた。もちろん部員が作ったものなのだそうだが、2年前ぐらいにデザインを新しくしたいという話になり、そこからデザインの話だけ盛り上がっていき、それを実現するプログラミングの部分がなかなか進んでいかなかったらしい。最終的には飲み会の後に、勢いと有識者の巻き込みで完成させたというのは少し衝撃だったな。今日は計画されていた活動はできなかったが、公式webサイトの歴史的なものが聞けてむしろ面白かった。公式webの管理をお手伝いするのも面白そうだなーと思い始めている。

Money Forwardの新歓イベント

今日はKMCの新歓に参加した。今日はMoney Forwardという会社のエンジニアの方々が主催してくださるイベントだった。Money Forwardとは家計簿や帳簿アプリを作っているIT企業で、KMCの先輩の1人にこの会社でバイトをしている方がおり、そのつながりで今日の会が企画されたのだそうだ。

会社の軽い紹介などの後、今日はGo言語を使って開発体験をするということになった。まずはプログラムの超基本とも言える「Hello, World!」のプログラムをいじってみた。しっかりとプログラムを成立させ、変数を管理し、正常に出力させる。プログラムの土台となる部分が詰まっているわけだ。時間の都合上、出来上がっているプログラムを動かしたり改造したりといった活動になった。ふむふむGo言語はこういう書き方なのか。

プログラムを実行するのはターミナルという部分にコマンドを入力して行うのだが、これが慣れなくて難しい。とてもハッカーっぽくてカッコ良い部分ではあるが、その分使い方が分かりづらいのだ。見本をコピペしてなんとか動かす。

Hello World!が一段落ついたらhttpの仕組みをサーバーとクライアントの関係から学ぶパートとなった。httpとはスマホやパソコンといった端末上のアプリとサーバーとの間でデータをやり取りする時の規則のようなものだ。まずはサーバーからサイトの情報を引き出すプログラム。その情報が箱のようなものに包まれて送られてくるので、それを開ける関数を用意するのが面白い。開けた後の箱を処分する関数まで用意するのはもはや本物の宅配便のようである。その後はサーバー側のプログラムも見てみることとなったのだが、 PCをサーバーとして目覚めさせるコードがあり、サーバーが動いている間というのはそのコードが実行しっぱなしになるというのは今までのイメージと違ったな。サーバーにはサーバー専用のマシンが使われてると思ってた。

知らないことだらけだが、だからこそ一つ一つの発見が面白い。いろんなところに首を突っ込んで行こうと思う。

自己紹介2 〜小学校給食の思い出「丹波黒」〜

今日はスポーツチャンバラサークルの新歓に初めて部員として行ったのだが、特に大きなネタがないため、自己紹介の続きをしようと思う。

僕は京都出身で、小学校から大学までずっと京都に居続けている。家から近い学校にばかり行っていたので、いまだに電車通学をしたことがなく、それが社会経験上まずいのではないかと思い始めたのは最近のことである。朝、家を出る時間が電車のダイヤのようなものに厳密に区切られることがないので、どうしてもズルズルと出発時間が遅くなり、結局ギリギリの時間に出ることになってしまう。こんな調子じゃ、いざ電車通勤するとなった時に絶対乗り遅れるぞ……。

それはさておき、今日同じく京都出身の友人と話していたのが、小学校の給食の話である。京都市の小学校では基本的に各校の調理室で作られた温かい食事が提供されるのだが、メニューは市内で共通となっている。そのため、違う小学校でも給食トークでは同じ思い出を共有することになる。例えば、人気だった「プリプリ中華いため」、逆に不人気だった「ニシンなす」。僕は美味しく思っていたが、好きじゃない人が多かった「なまぶし」などである。

今考えても意味がわからないのが、「枝豆」の異様な人気である。イメージ通りの居酒屋で出てくるようなさや入りの枝豆が副菜の一つになることがあったのだが、その時は決まって、おかわりする人がたくさん現れるのである。ただの枝豆である。正直そこまでの魅力があるとも思えない。もちろん一緒に飲むのはビールではなく牛乳である。魅力を感じていない僕がおかしいのだろうか。確かに大人は居酒屋でよく枝豆を食べているし、正常に成長すれば枝豆を好むようになっていくものなのか。

あとこれは、京都独特、もっと言えば京都市内独特なのかもしれないが、「丹波黒」と名のついた小袋の黒豆が月一ほどの頻度で出ていたことである。「カリカ丹波黒」と「やわらか丹波黒」の2種類があり、出る割合は4:1ぐらい。カリカリの方が定番。

カリカ丹波黒とやわらか丹波黒 なんだか懐かしい

味は、カリカリの方が、節分に食べるような大豆の味で、やわらかの方は甘納豆っぽい感じだ。僕は圧倒的にやわらかの方が好きだった。甘いしデザート感覚で食べられる。カリカリの方と頻度が逆だったらなあと何度思ったことか。一般販売していないのかなこれ。宇治市長岡京市の友人に聞いてみたが食べたことがないとのことで、「丹波」と名がつくから京都中で食べられている、というわけではなさそうだ。僕はもう給食を食べることはないが、この独特の文化が受け継がれていくことを願う。そしてやわらかの比率を増やしてあげてほしい。

スペイン語

今日はスペイン語文法の授業があった。大学では英語に加えて第二外国語を学ぶのが必須となっていて、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、朝鮮語、中国語などから一つを選ぶことになっている。僕は将来何かの役に立てばと思い、話者が多い言語を選ぶことにしたのだが、中国人は英語を喋れる人が多いのではと思ったので、中国語の次に母国語話者が多いスペイン語を選んだのだ。スペイン語はスペイン人約5000万人だけでなく、かつてスペインの植民地であった中南米の約4億5000万人が加わる一大言語なのだ。ちなみにこれは共通テスト対策の地理で学んだ知識。

講師はなんとなくラテンっぽい顔つきをした日本人の教授。なんだかちょっとオシャレでイケてる雰囲気を出しているオジサンだ。第一回授業はガイダンスで、授業の概要や単位認定の仕組みを解説してくれたのだが、実はこのスペイン語、うちの大学内では楽単として有名で、この教授はその現状に少なからず憤りを感じているようだった。なんと期末試験で翻訳アプリの持ち込みが許可されているという。そんなんやからナメられるんですよ! と熱く語る教授。そこに関しては僕も同感だ。なぜそんな制度にしたのか。

その後も辞書や教科書の説明が続いたが、そこでも教授が、本気で学ぶ人は辞書を買ってもらったらいいんやけど、あんなテストやからね! と熱くなり始めた。なんだかあまり話が進んでいないぞ。そうこうしているうちに第一回授業は終わった。

次の授業からはアルファベットの読み方などを勉強した。そこで”c”の読み方がスペイン本国と、中南米で異なるという話があがった。スペインでは英語での”th”のように舌を使って発音するが、中南米では”s”の音と同じ発音をするらしい。そこで教授が、この細かな発音の違いでスペイン内で人種差別が起こったりしているという話を始めたのだが、ここでもまた口調に熱を帯びはじめた。スペイン語を学ぶなら、こういう問題にも関心を持っていかないと意味がないんですよ! 全くもって正しい意見である。でもやるべきことが残ったまま、授業の終了時間となった。

そして今日は前回授業で終わらなかった部分から始まった。スペイン語独特の発音がまとめられた表が出てきたのだが、そこに”ci”の文字が。再びスペインと中南米の違いの話が始まった。こうなったらしばらくはおさまらない。

話が一回りした後、3回目にしてやっと文法の授業が始まった。動詞の活用が6つもあるという。なんとも大変だな。割と僕は頑張りたい側の人間なので、しっかり基礎から身につけていきたいと思う。