一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

スペイン語

今日はスペイン語文法の授業があった。大学では英語に加えて第二外国語を学ぶのが必須となっていて、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、朝鮮語、中国語などから一つを選ぶことになっている。僕は将来何かの役に立てばと思い、話者が多い言語を選ぶことにしたのだが、中国人は英語を喋れる人が多いのではと思ったので、中国語の次に母国語話者が多いスペイン語を選んだのだ。スペイン語はスペイン人約5000万人だけでなく、かつてスペインの植民地であった中南米の約4億5000万人が加わる一大言語なのだ。ちなみにこれは共通テスト対策の地理で学んだ知識。

講師はなんとなくラテンっぽい顔つきをした日本人の教授。なんだかちょっとオシャレでイケてる雰囲気を出しているオジサンだ。第一回授業はガイダンスで、授業の概要や単位認定の仕組みを解説してくれたのだが、実はこのスペイン語、うちの大学内では楽単として有名で、この教授はその現状に少なからず憤りを感じているようだった。なんと期末試験で翻訳アプリの持ち込みが許可されているという。そんなんやからナメられるんですよ! と熱く語る教授。そこに関しては僕も同感だ。なぜそんな制度にしたのか。

その後も辞書や教科書の説明が続いたが、そこでも教授が、本気で学ぶ人は辞書を買ってもらったらいいんやけど、あんなテストやからね! と熱くなり始めた。なんだかあまり話が進んでいないぞ。そうこうしているうちに第一回授業は終わった。

次の授業からはアルファベットの読み方などを勉強した。そこで”c”の読み方がスペイン本国と、中南米で異なるという話があがった。スペインでは英語での”th”のように舌を使って発音するが、中南米では”s”の音と同じ発音をするらしい。そこで教授が、この細かな発音の違いでスペイン内で人種差別が起こったりしているという話を始めたのだが、ここでもまた口調に熱を帯びはじめた。スペイン語を学ぶなら、こういう問題にも関心を持っていかないと意味がないんですよ! 全くもって正しい意見である。でもやるべきことが残ったまま、授業の終了時間となった。

そして今日は前回授業で終わらなかった部分から始まった。スペイン語独特の発音がまとめられた表が出てきたのだが、そこに”ci”の文字が。再びスペインと中南米の違いの話が始まった。こうなったらしばらくはおさまらない。

話が一回りした後、3回目にしてやっと文法の授業が始まった。動詞の活用が6つもあるという。なんとも大変だな。割と僕は頑張りたい側の人間なので、しっかり基礎から身につけていきたいと思う。