一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

散髪

今日は午前中に散髪に行った。前回行ったのが、高校の卒業式前の2月末とかだからかれこれ2ヶ月ぶりとかか。前回は散髪屋の人と入試が終わったという話だけしていて、その後あった3月初めの合格発表のことは言っていないので向こうは当然結果を知らないわけだ。変に気を使わせても悪いので、最初に「大学に合格しまして…」とは言っておいた。その後は通学方法とかの話になったが、どこの大学かなどと踏み込んだことは聞いてこない。それなりに「鴨川沿いを北に———」などと推測できる内容を言ってみたりしたのだがあまりピンと来ていないみたいだ。お互いが気を使いあう時間。

最後の仕上げのところになって、僕の担当とは別の、その散髪屋の主人のようなおじさんがのそりと現れ、「どこの大学に行ってはりますのん?」と唐突なダイレクトシュート。「京都大学の方に…。」と僕。「なんやそうでしたかー!」「長いことうちに来てはらへんかったからどないしはったんやろって心配してたんですわー!」どうやら一番結果を知りたかったのはこのおじさんだったようだ。気遣いの時間が終わるとともに仕上げも終了した。今までとは髪型を変えてみようと思い、中学時代の校則で唯一禁止されていた髪型であったことが原因で抵抗を感じていた「ツーブロック」にしてみた。今考えるとなぜ禁止だったのかよく分からん。というか中学のツーブロックの定義が「髪の毛が重力に逆らっていること」だったのが謎すぎる。これ絶対ツーブロックの定義じゃないだろ。

仕上がりとしてはかなり、というか非常に良く、なんとかこの髪を明日以降も再現したいがここまでの数年間で僕に技術力がないことは判明しているので半分は諦めている。頭を一旦胴体から外して手元で髪を整えられる世界だったらきっとうまくできるのになあ。

店を出る時に、「今日はウチで祝い酒を飲みますわ!」と肩を叩いてくれた。全くもって調子のいいおじさんである。僕は嫌いじゃないな。