一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

スポーツチャンバラ3

今日は休日にも関わらずTOEFLという英語の試験を大学で受けた後、スポーツチャンバラサークルの新歓に参加した。

TOEFLはかなり難しく、僕は問題を素早く処理できずに時間が足りなくなってしまった。あまり結果のことは考えたくないが、結果が大学の成績などには反映されないことをいいことに、実際考えないでおこう。

チャンバラの方は少しずつルールにも慣れてきたので、少しずつ自分流の型を見つけていくことにした。構え方から立ち回りまで、自由だからこそ自分に適した形を見つけるのが重要なのだが、僕は高校時代剣道をしていたので、自然と剣道っぽい動きになってしまう。それもそれで型の一つなのだろうが、せっかく自由なんだから自分で何か発明してみたいものだ。

二刀流をやってみることになり、まずは右手に長剣、左手に小太刀を持ったものの、前足が今までと違う側の足になるためか、あまりしっくりこない。そのため右手に小太刀、左手に長剣を持ってみることにした。こうすることで、足の構えかたは普段と近い形になり、右手でしっかりガードしつつ、隙をみて左手の長剣で一撃を入れるというスタイルが完成した。

いざ、実戦。まずはガード中心に立ち回り、隙を探る。相手の両手攻撃を小太刀一本+体さばきで対処するのはなかなか大変で、攻撃に転じる余裕がない。それでもやはり利き手のガードは操作性が良く、なんとかしのげている。そのままでは圧される一方なので、一度思い切って左手の長剣を振り下ろしてみることにした。相手の攻撃後の隙に合わせて、えいっ。振り下ろした剣先は相手に届かず、そのまま地面へ。後ろ足側の手に持っている分、リーチが一歩分短くなっているのだ。これは今まで気づかなかったが、致命的な欠点である。そのため、相手の攻撃をしのぎつつ距離を詰めるか、後ろ足を前に踏み出しながら振るかしてリーチの調整をせねばならない。これは今までにない動き。脳が活性化されていく。相手の2本の剣の動きを認識し、それに対するこちらの2本の動かし方を組み立てていく。正直、脳は空中分解しかけている。やはりカウンター狙いは少し高度すぎたようだ。こうなったら自分から行くしかない。右手の小太刀でプレッシャーをかけながら、少し体を落として足元を狙っているように見せかける。その瞬間に飛び出しながら左足を前に出し長剣で飛び込み面を放つ。足元に意識があった相手はガードが一瞬遅れ、僕の長剣が先に面をとらえた。一本である。剣道時代に鍛えた飛び込み面の鋭さはチャンバラでも武器になりそうだ。

その他には盾と小太刀を持つ種目も体験したが、盾を上手く押し出し特攻してくる先輩になす術なく倒された。やっぱり両手を別々に上手く使うのは剣道でも体験しなかったもので非常に難しく、面白い。まだまだスポチャンには奥があるということか…。精進を重ねたい。