一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

競技プログラミングの環境構築

今日は久しぶりにKMCの新歓に参加した。内容は競技プログラミングの環境構築をするというものだった。競技プログラミングとは、与えられた課題にマッチするようなプログラムを作成し、成功すればポイントが加算されていくというシステムらしい。そして今日はその環境構築、つまり自分のパソコン内でも競プロに取り組めるよう、色々と設定するということに取り組んだ。

参加していた体験生は僕含め2人で、マンツーマンどころかマンツーアロットオブメンというかなりの手厚い体制での会だった。こんなに少なかった理由はおそらく競プロという名前で少し壁を感じた人がいたのと競プロをやってる人はすでに環境構築を済ませているというのがあると思う。まあ仕方ない。

まず競プロとは何たるかの軽いレクチャーを受け、その後は実際にやってみることになった。最も簡単な最初の課題を開き、教えてもらった通りに入力する。エラーが出た。!? 教えてもらってもエラーが出るのか。調べてみるとタイプミスが2件見つかった。これは先が思いやられるぞ…。

ミスを修正して1つ目の課題をクリアし、2つ目の課題へ。今度は少し問題が複雑になった。が、道筋は比較的すぐにイメージがつくものだったので書き始める。

出来上がったのでテストしてみる。エラーが出た。なんとなく読めてた展開である。調べてみると、関数の表記法や、”←これ忘れなどがポロポロ。うーむ。まあまだ研鑽が必要か。その後も修正とテストを繰り返し、なんとかクリアまでこぎつけた。結構楽しいな。

競プロと聞くと、大会に参加しに行ってしっかり準備して挑んで……というのを想像していたが、意外とインターネット上で手軽に始められるし、問題もレベルに応じたものになっているので思ったほど厳しい世界ではなかった。それだけにたくさんの人が参加し、上位勢は考えられないぐらいの実力なのだろうが、いつかはそういったところも覗いてみたい。

体験会の後は入部説明会だったが、そこで正式にKMCに入部した。部内slackのアカウントが体験入部生から部員アカウントになったのは一種の感動だったな。これからごりごり学んでいくぜ、と決意を新たにした。

数学の壁

今、声を大にして言いたいことがある。

数学がむずい!!!!

大学で授業が始まり2週間がたったが、微分積分学の難易度の高さがじわじわと分かってきた。京都タワーぐらい高い。イメージそんなに高くないけど、京都駅を出て下から見上げるとめっちゃ高いあの感じ。なんならまだ微分積分もしていないのにちょっとわからなくなってきている。

何が難しいのか。ただ一つ、「極限」である。nを無限大にしたときに収束がどうこう言うアレである。無限大というものを扱うため、文字の扱いなどに注意しなければいけないのだが、大学に入り、高校までの極限が数学的に厳密ではなかったという話から始まり、εを使って上手く証明するのだと教えられたものの、何が数学的で何が数学的でないのかを僕は見失ってしまったのだ。それだけではない。問題で出てくる関数、というか数列の抽象度が上がり、具体的なイメージで糸口を見出せるようなものではなくなってしまったので、今までその方法に頼ってきた僕はお手上げ状態なのだ。どうすりゃいいのだ…。

仕方がないので答えを見てみたのだが、とりあえず僕が考えもしていなかった方法で証明をしているのは分かるものの、何を言っているのかいまいち分からない。答えをみても分からないなんてことがあるのか…? 自分を疑う。分からない理由は、答えが「数学語」で記述されているからだろう。記号中心で、書き手の言いたいことは式から推測しないといけない。数学って、頭使うんだなあ…。

まだ2回目でこの調子では先が思いやられるが、なんとかなんとか喰らいついていくしかない。そろそろ底力を出そうと思う。

野球体験会のお手伝い

今日は小学生の弟が所属していて、僕も小学生の時にお世話になっていた少年野球チームの体験会のお手伝いに行った。そのチームは地域の小学生を対象としていて、主としてそこに所属する子供の親がコーチとして運営されている。僕の父親と母親も今日の体験会の運営をしていたのだが、今日は体験性が20人ほどくるという大盛況ぶりできっと僕も役に立てただろう。現在チームには小学1年生から6年生まで20人ほどが在籍していて、上手さのレベルもまちまちなのだが、僕は現役時代、決して上手い側ではなかったので、頑張っているものの、エラーをしてしまったりしている子を見ると親近感がわき、応援したくなる。まあ僕の弟は僕と違って上手い側の人間で、投げる球も鋭く、プレーもしっかりとしているのだが。なぜここまで差が出るんだ。僕も頑張ってたんだけどなあ。やはりフライの落下地点を読むのがずっと苦手だったことを考えてみるとセンスがなかったのかもしてない。

体験会では、キャッチボールとトスバッティングを柔らかいボールでやってもらう流れとなり、僕はバッティングの方のお手伝いをしていた。初めは玉拾いに従事していたのだが、途中からトスをする側をやることになった。なかなかに責任重大な役である。低学年の初心者の子に対し、トスを投げるも、うまくバットに当たらない。球数が増えるにつれ、野球つまんねえとか思ってたらどうしようと僕の方も焦りが出てくるのだが、この時期の子に技術的な面のアドバイスをしてもうまくいかないのは身をもってわかっているのでどうしようもない。とりあえずめっちゃ褒めて励ます。そうすると不思議なことに打てるようになったりするのだ。なんだみんなセンスあるのか。

やっていく中でバットの振り方をできるだけ簡潔な言葉で伝える方法がわかってきた。最初の構えで、しっかりとバットを後ろ側に引くということを伝えるのだ。これができていると、トスされたボールに対して振ると自然とスイングに勢いがついて安定し、当たりやすくなるのだ。やはりこのねじれのパワーはもちろん上手くなってからも使う技術の一つだし、人間の身体の構造的にも理にかなった動きなのかもしれない。

大谷選手が全国の小学校に送ったというグローブも見た。小さく、ビニール製だったので、あれ、こういう感じなのかと一瞬思ったのだが、低学年が使うということと、いきなり送られてきた時に革製だと最初は硬いしメンテナンスも大変だということを考えるとこれがベストなんだなと納得した。あとデザインがカッコいい。

久しぶりに野球に触れたが、やっぱり面白いスポーツだなと実感した。あれだけ色々な技術が、全員に必要とされるスポーツは他にはないし、打球が遠くまで飛んだ時の爽快感や、難しいゴロをさばいた時の美しさなども魅力である。あんまり上手くはない僕だったが、人生の中で野球に出会えて良かったなとは心の底から思う。

居合道

今日は居合道部の新刊に参加した。居合道部は大学の体育会に属する「部活動」だ。部活動とはサークルに比べ、本格的で熱心な活動をするのが特徴なのだが、居合道部は他の体育会系に比べて、競技自体の運動量がそこまで多くないのと、比較的自由度の高い練習スケジュールで体育会の中では一番ゆるめという地位を確保しているらしい。

居合道とは、切ることはできないが見た目は刀の模造刀を使って、型の実演を行い、その出来栄えで勝負するスポーツだ。納刀した状態から、向かってくる敵を想定して抜刀、切りつけ、そして納刀という一連の流れを、所作を美しく、動きを力強くして行うのが競技の主眼となっている。

今日この新歓に行ったのは高校の剣道部の先輩が入部しており、勧誘を受けたからで、自分が入部するというつもりはほぼなかったものの、あいさつがてら行ってみることにしたのだ。その先輩は話が面白く、先輩後輩との距離感の近さもあって高校時代はお世話になったのだが、その雰囲気はあまり変わってなさそうで懐かしい気持ちになった。居合道部の活動は大学の体育館の中にある武道場で行われていて、今日は20人弱の部員が集まっていた。まずは道着を貸してもらい、先輩に教わりながら着替えをする。剣道の道着と似てはいるのだが、一番異なるのが帯の存在で、袴の内側に帯を巻き、その帯に刀を差すという構造になっているのだ。外からは見えないが必要不可欠なアイテムなのだろう。

体験会では先輩とマンツーマン形式で刀を差す時のお作法や、抜刀の方法などをレクチャーしてもらった。まず抜刀なのだが、右手で柄を、左手で鞘を持ち、引き抜いていくと微妙に腕の長さが足りず、つっかえる感じになってしまう。そのため、右手で引き抜くと同時に左手で鞘を後ろ方向にスライドさせ、剣先がスムーズに鞘から出るようにする必要がある。思ったより大変だな。こりゃいわゆる居合斬りは相当高度な技だったのか。刀には溝が彫り込んであり、そのおかげで振った時にヒュンッと風切り音がなりやすくなっている。とはいっても、自分で振ってみるとなかなか鳴らず、先輩とのスキルの差を実感した。今度は納刀である。左手を鞘の口部分に添えてそこに刀の根本を沿わせ、左手をガイドとして鞘に剣先を収める。これが結構難しい。まず左手の鞘の握り方が少し独特で、上手く刀をスライドできるように鞘の口部分に密着しつつ刀が通るよう適度に緩めるというのがやや難しかった。

先輩方の技の実演を見たのだが、重い刀も片手で、ブレ無く正確に振っていて、血振りなどの所作もゆったりとして美しい。どうやら、うちの大学の居合道部は全国でも強豪らしく、やはりレベルが高い。振りだけでなく、抜刀、納刀といったある意味もっとも刀らしいことを本気で練習するというのが、この競技の面白さの一つであり、楽しかったが、入部はやめておくことにした。なぜならば、スポーツチャンバラサークルの方に入ろうと思っているからである。やっぱり自分はチャンバラがしたいぜ。

直近の深刻な問題について

最近、深刻な問題が発生している。元来僕は汗をよくかく体質で、パソコンのキーボードなどには手汗のことでかなり気を使っている。が、問題は手汗ではなく、足なのだ。家に帰って靴を脱ぎ、しばらくすると何だか臭う。そう、足が臭いのだ。

鼻を近づけなくても分かるこの臭さ。ちょっと異常である。原因は何かと考えてみると、先週の月火の雨の後、靴が湿ったまま放置していたのが良くなかったのではないかと思い当たる。靴が臭くなってしまっているということである。でもその後金のファブリーズを吹き付け靴乾燥機にかけたり陰干ししたりと色々したのだが、若干ニオイがマシになったぐらいにとどまり、今日その靴を履いて行ったら案の定臭かった。

靴の形状も原因の一つだ。そもそもが厚手なのに加えて、フィット感を高めるためか、足の甲をおおうパーツが土踏まずぐらいまで包み込む形になっていて、蒸れやすいのだ。ただでさえ汗をかく上、蒸れやすい靴とあっては臭くなるのは必然かもしれない。

まだ、靴の丸洗いなどを試してみようと思うが、ただがむしゃらに足掻くだけでは何かが足りないのかもしれない。何はともあれ、満足できる形を見い出したい。足だけに。

”ジューシー”な食堂メシ

今日は食堂について書こうと思う。僕は平日は毎日、大学の生協が運営している食堂で昼食を食べている。その理由は単純に大学構内にあって便利なことと、安く食べられることだ。お昼休みは12:00〜13:15の1時間15分で、そのタイミングで多くの学生が食堂へやってくるため、当然激混みになる。ルネパフェの話でも書いたとおり、丼ものやおかず類、麺類などにカウンターが分かれており、お盆をもって並び食べたいものを受け取っていくシステムなのだが、その列が食堂を飛び出し、80mほど続いていることもある。そんな列を見ると昼休み終了までに食べれないのではないかと絶望感がわくのだが、そこは食堂のおばちゃんおじちゃん方の努力によってじわじわと列は進み、意外と間に合う時間帯に食べれるのだ。ありがとう、おばちゃんたち。

食堂は隣接するキャンパス群のそれぞれに一つずつあり、提供しているメニューも少しずつ異なる。同じ食堂でも、毎日メニューの一部が入れ替わっていくため、今の所全く飽きる気配はない。

今日は昨日名前をみてかなり気になっていた「ジューシー鶏カツオーロラソース」というメニューを食べてみることにした。気になっていた理由は、他のメニューが「若鶏醤油揚げ」や「豚味噌ちゃんこ煮」などシンプルなのに対して、わざわざ「ジューシー」という形容詞が加えられていたからで、しかもお値段がおかず単品で374円と、他のおかずより100円近く高かったのも気になるポイントだったのだ。

これはよっぽどのものなのではないかと期待して注文する。おかずが高い分、汁物は豚汁ではなく安い味噌汁にしておいた。

今日のお昼ご飯

副菜では野菜をとっておきたいという思いがあるのだが、緑黄色野菜を取ろうとするあまりいつもほうれん草系のメニューを選んでしまう。美味しいから良いのだが、今日は友人からおすすめされた「オクラ巣ごもり卵」を食べてみることにした。

さあ実食。ジューシーを自称する鶏カツにかじりつく。目の細かい衣がさっくりと音をたて、中の鶏肉が柔らかく肉の旨みが口に広がる。これは……確かにジューシーでちょっと高いだけはあるかもしれない……。オーロラソースの酸味がいいアクセントになり、ご飯がすすむ。肉厚のカツのボリュームは十分だったが、あっという間に減っていく。オーロラソースの味に既視感(既味感?)を感じたのだが、おそらくモスバーガーの味付けと似ていたのだろう、今度食パンを持ち込んでハンバーガー風にして食べても美味しそうだななどと考えていた。

オクラのやつは温泉卵とオクラの両方に合う醤油ベースのタレが美味かった。朝とかにも良さそう。でもやっぱりほうれん草が食べたい。

数ある食堂のうち、まだ2つほどにしか行けていない。食堂とメニューの探究の旅はまだ始まったばかりだ。

5スキップ

今日は5スキップというサークルの新歓に参加した。2023年の2月にできたというできたてホヤホヤ湯気もうもうのサークルで、情報系の活動をしている。入学時の健康診断の日に、ビラロードというビラ配布のための花道とは違う場所で声をかけられ、ビラをもらっていたのだ。その時は「危険な団体にご注意!」という紙が入学書類と一緒に届けられてすぐだったので、「ビラロード外なんて、まさか怪しい団体か!?」と身構えたのだが、今日行ってみるとまともそうな団体で良かった。

今回の回ではまず5スキップの説明があり、そこからLINEbotの開発体験、懇親会といった流れだった。5スキップは今年の春に、当時修士2年の2人と修士1年の1人が中心となり立ち上げたサークルで、エンジニアになりたい大学生を育成し、インターンなどを紹介して実務経験を積ませ、サポートするというのが設立の動機らしい。どうやらエンジニアのバイトをするのにも経験が求められることが多くなっているらしく、その厳しい世界を生き抜くには、何らかのサポートがあった方がいいのだな。設立メンバーのうち当時修士2年だった2人は今は就職していて、サークルの運営にも関わっているようだが、現在の代表は当時修士1年だった人がやっている。ひとつ心配になったのが、その人も卒業した時にサークルの運営がどうなるのか読めないことだなあ。あとは自分としてはやはりゲーム制作に興味があるので、もちろんwebアプリ制作などを学べるのも良いのだが、ゲームを作れる環境にいたいというのはある。難しいところだ。

その後は、質問を入力すると何限に何の授業があるかを教えてくれるLINEbot作りをした。コードの大半はすでに用意されていたので、自分の時間割データを入力するという作業になったが、LINEbotを制作する環境について知れたのは学びだったな。

作った時間割bot。途中でたぬきち口調に変えてみた。

懇親会ではピザが振る舞われた。なかなかに美味だったが、綺麗に最後の一枚が遠慮のかたまりとして残ったのは気まずさを通り越して面白かったな。これが日本人スピリットだ、ということにしておこう。