一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

アンメット 最終回の感想

今日は僕がずっと見てきた月10ドラマ「アンメット」の最終回だった。

このドラマを改めて紹介すると、記憶障害を抱えていて、起きると事故があった2年前から昨日までの記憶がなくなってしまうが、出来事を詳細に日記に書き、毎朝それを読むことで記憶を補い、頑張って仕事を続けている脳神経外科医の女性が主人公のドラマ。脳神経外科医とは言っても、そんな状態なので看護助手として働いていたのだが、ある日、アメリカの病院から別の脳神経外科医がやってくる。その外科医によって、どこか外科医として復帰することを諦めていた主人公は、外科医でいたいという自分の本当の思いを自覚し、記憶障害と向き合いながら少しずつ前に進んでいくという話だ。やってきた脳神経外科と主人公の過去のつながりや、主人公の記憶障害の原因など、謎となっている部分もあり、医療ドラマでありながら、どこかミステリーのような雰囲気もあるという独特な作品だ。

最終回ということで、どのようなクライマックスを迎えるのかと楽しみにしていたのだが、始まって25分ほどの時点ですでに僕は号泣していた。ネタバレを避けたいので深くは言えないが、ああいうシーンに弱いんだよなあ。そこから今までの伏線が回収されていき、固唾を飲んでシーンを見守る僕。回想シーンでは、描かれてきた登場人物の今までの行動が伏線としてつながり、僕は震えながら泣いてみていた。あの言動の裏にはそんな思いがあったのかと思うと、感動的すぎて…。

役者さんの演技もすごかった。主人公を演じる杉咲花さんのちょっとした仕草の自然さがドラマのリアリティを底上げしていて、自分が見てきたドラマの中でもダントツのクオリティだったと思う。後半になるにつれてシリアスな場面も多くなってくるのだが、そこでの緊迫感や、繊細さも伝わってきて没入してしまった。

最高のドラマだったと思う。半年分ぐらい泣いた気がする。こういう書き方をするのは布教するのに逆効果だろうなとは思いつつも、この思いを書かずにいることはできなかった。まあぜひ見てほしいドラマだ。