一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

微分積分学の小テスト 運命の瞬間

今日は微分積分学の講義の小テストがあった。小テストとは言っても、成績の25%を占めるという超重要テストだ。すでに1ヶ月ほど前に1回目が終わっており、その結果が芳しくなかったので、今回のものが重要になる。背水の陣だ。

ならば万全の準備を整えて…、といきたいところだが、土曜はOB会、日曜は別の課題と準備時間がなくなってしまい、なかなかピンチな状況だった。とりあえず月曜の夜に軽く暗記事項などを確認しておくことで、気休め程度にはなったのだが、実際に解くフェーズなどは当日なんとかせねば。

普段2コマ連続の講義なのだが、そのうちの後半コマでテストが行われるため、前半コマは自習となる。ここが最大のヤマ場。友人と一緒に問題の解法などを確認する。その友人は同じ高校出身なのだが、数学が得意で普段からかなり助けてもらっている。彼が頼りだ。分からない部分は噛み砕いて教えてもらい、理解を進める。本当にありがたい。もはやお金を払った方がいいレベルかもしれない。

いよいよ本番だ。狙いは5問中3問解ききること。あわよくば4問解きたい。単純に、公式に基づいて計算するだけの問題と、概念の数学的な定義を書かせる問題も1問ずつ出題されるため、その辺りを確実に抑えていく。定義は、いざ書き始めると不安になってくるが、そこは自分を信じるしかないので不安を押し殺す。計算はなんとかなりそうだ。残ったのは、めっちゃむずそうな最後の問題と、頑張れば解けそうな微分の問題。微分は、逆関数微分という大学受験でも練習した少しテクニカルなもの。いいところまではいくのだが、あと1歩のところが分からない。いい感じに文字が消えてくれてほしいのだが、どうやってもその方法が分からず、長考モードに入ってしまった。嫌な予感。大体こういう状態に陥ったら答えに辿り着けることはないんだよなあ。次第に、ここまで時間をかけたのだから分かるまで考える、というギャンブラーが負けを取り返そうとしてさらに負けを増やしてしまうのと全く同じ原理の思考になってしまい、全体として失敗してしまうのがオチだ。

いくら考えても分からないので、もう一つの方も考えてみるが、やはり難しく、どうしようもなさそうだったので、なんとなくそれっぽいことを記述しておくことにした。書かないよりはマシだと学んだのでね。問題中に出てくるものの定義さえ怪しいのだが、そこも含めてそれっぽさで包んでしまう。なんとかなれ。お祈り。

テストが終わってから、その友人に微分の問題の解き方を聞いてみると、なんだそんなことかと思えるようなシンプルなところで僕は詰まっていたということが分かり、なんだかガッカリした。でもその発想がなぜか抜け落ちていたんだよなあ。自分にはこういう、視野が狭くなってしまう時がたまにある。普段はアンテナを広く張っているつもりだが、余裕がなくなってくるとそうもいかないんだろうな。気に入らない部分はあったものの、まあ最低限ぐらいはできたはずなので、よしとしておくか。