一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

スポーツチャンバラ11 スランプ脱却!?

今日はスポーツチャンバラサークルの練習に参加した。前回、ちょっとスランプ気味になっていたので、そこをうまく打破したいところ。

まずは、カウンターの練習。これまでにやっていた、避けて打ち返すというタイプだけでなく、相手の攻撃を剣で受け流しつつ反撃に繋げるというもの。良い形で防御することが前提になるな。これが意外と難しい。相手の剣を払うような形にすると動きが大きくなってすぐに反撃できないし、相手の剣を撫でるようにそらしても、守りきれずに剣を当てられてしまう。これを敵がどこを攻撃してくるかを瞬時に読み取って反応せねばならないのだから、相当な難易度だ。あと正直なところ、剣で受けたかどうかは一瞬のことなので審判も判断しづらく、成功したとしてもきちんと一本とってもらえるかどうか怪しいという部分もあるので、あまりおいしくない。もう少し精度とスピードを磨いてからだな。

試合形式の練習。前回の練習時は攻め手を見出せず、弱気になってしまっていた。積極性を大事にするぞ。まずはボディフェイントを多用する。剣先を動かしたりもするのだが、体も一緒に始動させることで一気に効果的になる、はず。いざ本当に打ちに行く時にタイミングをごまかせるというメリットもある。この辺りは剣道をやっていた時の動きと共通する。実際に、相手も少しではあるが反応してくれている。良い感じだ。

反応してくれているなら、やることは1つ。足元を打ちに行くフェイントをした後に面を狙うか、面を打ちに行くフェイントをした後に足を打つかだ。シンプルだが、結構効く戦術だ。特に、僕の面打ちは警戒されているので、飛び出しそうな構えを見せるだけでも与えるプレッシャーが大きいので良い。そうと決まれば実戦投入。視線も含めて面を狙っているように見せて…、ドンッ! 決まった、足打ちだ。

勝利パターンが1つ増えたのは素晴らしい。フェイントからの足という再現性の高い形で、今後も武器にできそうだ。

長剣も練習した。長剣は長くて重いので、小太刀とはまた違った立ち回りが必要となる。振り回せないため、狙いすまして1撃で決めるか、相手に振らせて後隙を狩るかといった工夫をしたいところ。

相手と対面する。相手は低く構えて剣先をこちらに突きつけ、ぐるぐると絶えず動かしている。こうやられるとちょっと気になってしまって、意識が分散してしまうのだ。それをわかってやってきているあたり、相手はなかなかの策士だ。僕は攻め手を探る。軽い小手打ちなどをかましてみるも、あっさりと避けられる。これは1撃でかいのをドカンとぶち込むしかないか…? などと思考が攻撃へと傾いていた瞬間、相手が足元を切り付けてきた。咄嗟に反応するも、間に合わず決められてしまった。やらかしたー!

全て相手の術中だったのだ。動かした剣先に意識をさせている間に少しずつ距離を詰めておき、僕が攻め手を探っている時にはもう相手の攻撃範囲内だったというわけだ。くそー。完全なる敗北。

小太刀では良い形を作れたものの、長剣になるとまだ危うさがある感じだった。重い長剣特有の振り方やフェイントの掛け方を見つけていって、相手を圧倒できるようなスタイルを身につけていきたいと思う。まだまだ精進。