一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

締め切りとの戦い 〜物理学のレポート〜

今日は大学の創立記念日だったため、講義は全て休みだった。そうは言ってものんびりしてはいられない。今日が締め切りのレポートが2つあるのだ。

1つは数学の集合論とかの問題演習で、もう1つは物理の問題演習。どちらにも全く手をつけていない。まあ1日あればなんとかできそうだけど…。若干の不安はある。

まずは物理の方から手をつけた。内容としては高校でも見たことがあるような力学の問題で、大学物理の要素としては微分方程式を解かなければいけないところか。全く分からないというわけではないのだが、微分方程式にまだ慣れていないということもあって、最終的にどんな形に持っていきたくてどういう処理をすれば良いのかがまだふわふわとしている。とりあえずやりながら考えるとしよう。

本当に高校の問題っぽいものは割とスムーズに解けたのだが、やはり微分方程式の問題で詰まってしまった。うーん。まず問題で問われていることが「———の物体の運動を求めよ」で、いまいち何を聞かれているのかの確信が持てない。多分時刻tにおける物体の座標を表す関数を導き出せば良いはずだが、微分方程式が立ちはだかり、いい感じの形が見出せない。うーん。どうしよう。式をいじっているうちにこんがらがってきた。

実はこの時もうすでに夜になっていた。ちょっとゆっくりしすぎたか。提出期限の23:59まで残り2時間ほど。さすがにもう1つの数学の問題に手をつけていないのはまずいのでそちらに移ることにした。

集合論の話は物理に比べてわかりやすかった。イメージもつきやすいしどういう処理をしたらいいのかも理解できている。なんとか1時間ほどで仕上げることができた。あぶないあぶない。

さあ、物理だ。さっき解けなかった問題とは別に、積分をする問題もある。が、式の形が複雑で、積分がすんなりできそうにない。一応色々探ってみたのだが、どんどん式が複雑になっていく一方で、一向に解ける気配がない。残り30分。焦りが出てきた。

積分の式は自分で立式したものだったので、もしかすると解けない式を考え続けていたのかもしれない。そんな悪い予感がしたのでその問題には見切りをつけて再び微分方程式の問題に戻った。

ずっと考え続けているだけあって、ちょっとずつ方針が見えてきた気がする。うまくベクトルを設定してそこを目掛けて積分をするといい感じになりそう。計算だ。あっているかはあまり自信がないものの、確かにいい感じになってきた。最後にもう1段階積分を進める必要がありそうだ。残り時間は3分ほど。この問題を解くので時間的に限界か…? ミスをしないように細心の注意を払いつつ、なんとか計算を終え、書き込んでいたiPad上のノートからpdfを生成。開いておいた提出サイトに行きつつ添付ファイル欄にpdfをぶち込む。読み込み中のぐるぐるマークが出る。残り20秒ほど。なんとか間に合いそう!

と、次の瞬間、サイトの画面が切り替わり、提出前の状態に戻った。不審に思い提出状況欄を見ると、「未提出」の文字が。!?

何が起こったのか。ギリギリ間に合わなかったのか。読み込みの遅さで? ちょっとそれはどうしようもないじゃん…。

などと思ってもう一度課題のサイトを見ていると、提出締め切り時間が23:55となっているではないか。なんと締め切り時間を勘違いしていたのだ。何というミス。全然ギリギリでもなかったわけだ。くそおおおおおおおおおおおお!!!

まあこれ1つで成績が決まるようなレポートではなかったので、落単の危機というわけではないのだが、けっこうショックだ。提出しなかったという成績上の落ち込みもあるが、冷静になって考えた時、今日1日頑張ったものが一切報われることがないという事実に1番ショックを受けている。こんなことならもっと他のことができたのに…。

まあ課題は早めに取り組むのと締め切りの正確なチェックをするという習慣のための勉強料だと思えば立ち直れるかな…。自分の長所であるポジティブシンキングの許容値を超えてしまうほどの事件だったが、過ぎた話だ。受け入れるしかない。そう言い聞かせていくことにする。