一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

スポーツチャンバラ15 技の幅を広げる

今日はスポーツチャンバラサークルの練習に参加した。再来週には期末試験が控えているので、今日が前期最後の練習だ。そのような時期的な理由もあってか、参加者は僕含め4人だった。少数先鋭、いいじゃないですか。

今日はまず、一本が入る部位を制限しての試合を行った。事前に、「足」など一本が認められる部位を決めておき、対戦相手に狙いがバレないようにしながらピンポイントで打ちにいくのだ。これがなかなか面白い。狙いがはっきりしていることで、自分の中で組み立てる戦略も定まりやすく、迷いなく戦っていけるのだ。また、途中から打ち方の指示も入ったので、普段やらない打ち方を指定された時に、動き方を試行錯誤して打ちにいくのも楽しかった。意外と相手の横っ面を狙っても決めれるんだね。攻め方の幅が広がりそう。

その後は小太刀で総当たりの試合をした後、長剣の練習となった。僕がメイン武器にしようと目論んでいる片手長剣。戦術を磨いていきたいところだ。前回の練習で教わった通り、まずは苦手な打ち方を振るだけ振ってみる。牽制効果とリーチ感の把握ができて非常にいいルーティーンだ。足を狙うのは相変わらずカウンターが怖いので基本は小手を狙っている。相手が振ったところの後隙をつくか、振り始めの隙をつくか。何もない状態からだとどうしても対応されてしまうので隙を作り出したい。隙を生むにはまず自分が小さな隙を晒すことで、相手にチャンスだと思わせるのが一つの方法となる。先に空振りしてみたりちょっと間合いに飛び込んでみたり。リスクはあるが、リスクを取らないことはできないからね。

足を打つにはやっぱりワンフェイント入れないとカウンターをくらいそうということで、小手付近を空振りした後つばめがえしで足を狙うという技を打ってみたが、足打ちが間に合わず面を打たれてしまった。やはりワンテンポ本命の打ちが遅れる分競り負ける展開も多くなっちゃうよなあ。だがここで諦めるような僕じゃない。次は姿勢を低くしながら足を狙い、空振りした後低い姿勢のまま剣を振り上げることで、カウンターの面を狙ってきた相手の手首を打ち抜くという技を編み出した! しゃがんだ状態で打つことで、相手の面打ちの到達を遅らせながら下からの角度で手首を狙えるという。我ながら天才的。「足打ちで決めること」は諦めたというのは内緒だ。

少しずつ、戦い方に柔軟さが生まれていて、相手の動き方に合わせた打ち方を即興でできるようになってきている。いい感じ。この感じで技の範囲を広げていきたい。