一記一遊ブログ

大学生活の中で起こった日々の出来事を日記形式で書き溜めていくブログ。現在1回生。

スポーツチャンバラ13 合同練習会の成果はいかに

今日はスポーツチャンバラサークルの練習に参加した。先週の土曜に合同練習会に参加してから初めての練習。教わったことを持ち帰って実践したい。

イメージとしては、習った駆け引きや打ち方を駆使して手がつけられないほどに無双するという姿を想像していたのだが、小太刀で試合をしているとそうはいかなかった。普通に足を打ちにいったところをかわされて面を決められるし、攻めに意識が行き過ぎた隙をつかれて胴に切り込まれるしで負けるではないか。そう簡単に強くなれるわけがないか。

先輩が、みんなあまり技を振っていないから、威圧感もないし、間合いもうまく取れていないということを指摘してくださり、とりあえず試合が始まったら自分が苦手な技を1回振るだけ振ってみなさいと言われた。それで決めようと思うわけではなく、とにかく振ることで間合いも実感を持って分かるし、苦手な技を相手に見せておき、その後別の得意な技で警戒されていないうちに決めてしまうこともできるので、ルーティン的にやってみようということだ。これはシンプルだが重要なことで、特に緊張する試合ともなれば、堅くなって普段の動きができなくなってしまうところを、とりあえず振って身体を動かす、あわよくばそれで勝つという拠り所があると非常に楽なのだ。

それを踏まえて試合へ。今度は長剣だ。とりあえず足付近に振って牽制をしておく。相手も合わせて小手を狙ってきたがかわす。積極的に打っていきたいが、浅い打ちはカウンターの格好の的であるため、無理はしない。小手をあえて空振りし、2連打ちで足を狙う。相手も僕の肩を打っていたので相打ちだ。再び牽制をしていく。相手が小手を打とうとしたその瞬間に合わせて僕も小手を打つ。若干早く僕の剣が相手の腕を捉えた。出小手の成功だ。これは良い。

やはり長剣はお互いに動きが大きくなりやすいので、こういうカウンターが基本的に強い。面に飛び込む形ではなかったが、まあ良しとしよう。

今日は色々と学びのある練習だった。自分の戦い方以外にも、他のメンバーの動きを見て、何が強いのかを探していたのだが、胴や足をヒラリとかわして同時に反撃するのが上手い人や、ふわっと相手の懐に飛び込み2度打ちで仕留めるというテクニカルな人を見て、参考にすることができた。一朝一夕には強くならないことが分かったので、じっくり強みを活かしつつバリエーションも豊かな戦術を編み出していきたい。